ニーズにどこまで応えるか??
こんなエピソードがありましてん(*゚▽゚)ノ
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施設に住むおばぁちゃん90歳
リハビリのお時間になりまして
私がお部屋に訪問。
リハビリの時間は毎週○曜日⚪️時からと
決まっています。
けれど
今日は、お部屋にいない。
あれ?
食堂へ行くと
そこにちょこんと座っています。
あれ?
「〇〇さん
リハビリなのでお部屋戻りましょうか?」
すると、
施設の職員さん『あらぁコーヒーまだだったわねぇ。後でいい?』
(この施設さんでは、10時に午前中のお茶タイムがある。今日は、少し遅れてしまったみたいで、リハビリの時間にくい込んでしまった)
・・・・・(*`へ´*)(おばぁちゃま@怒)
「後でなんか飲めないけどね!いいわ!いいわ!」
私の心の声
(あぁ、このおばぁちゃんは、今飲みたいんだろうなぁ。顔に書いてあるわぁ。
でも、リハビリの時間は決められているのよ。今、コーヒー飲み始めたらリハビリの時間なくなる。
まぁ私はどっちでもいいけど。)
と、傍観。
結果、飲みたいと素直に言えず
リハビリへ。
諦めたとはいえ
怒りは燻り続け
集中力はがた落ち。
私(ちゃんと内側のニーズを外側に出せば、私はそれを受け取る用意はあるのになぁ。残念だ)
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自分の内側に目を向ける前の私ならば
おばぁちゃまの内側のニーズを汲んで
「先にコーヒー召し上がっていいですよ」
と、
とりあえず怒りを沈める方を選択していた。
その方が手っ取り早いし、
良い人って思われるしね。
でも、私は、おばぁちゃんの外側に出てきたニーズの方だけを採用する事にした。
だって、私はそのおばぁちゃんに
自らの言葉で、
自分の本当のニーズを
外側に出せる様になってほしいと
思っているから。
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医療や介護の現場では
往々にして
利用者さん
患者さん
またはその御家族の
内側のニーズを汲み取ることを
要求されがちだ。
そして
他人の内側のニーズに気が付きやすい能力の持ち主が、医療職や介護職に付いているケースが非常に多いと思う?
いやな言い方になるかもしれないけど
「人の心を汲み取る事ができる優しい人ですよ」
という承認欲求を持った人が、
こういう職を選ぶ傾向にあるのかもと思う。
だから
患者さんや利用者さんは
自分のニーズを汲み取ってもらえる。
それが
ホスピタリティなんだと言わんばかりに。
しかし!
わたしは思うっ!
これじゃぁ誰も幸せにならないぞ!
と。
自分のホントのニーズを
外側に出さなくても
職員さんが汲み取ってくれるのが
当たり前になってしまい、
逆に汲み取らなければ、
クレームになる様な状況になってしまった(*TㅿT)
こんな現場…
こうやって周りに自分の気持ちを
見つけて貰うことに慣れてしまうと
最終的に
自分がどう死にたいかまで
他人任せになってしまう。
これでいいのか?
人生の最期
自分で決めなくていいの?
このままじゃいけない。
自分の最期くらい自分で決めないと。
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相手のニーズを先読みして
汲み取り過ぎは
相手の為にならない。
汲み取る事で、
その場の空気は良くなるけれど
その人のせっかくの選択のチャンスを
奪っているとしたら??
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相手のニーズを汲み取ることで
自分のニーズを押し殺してはいけない。
相手の内側がみえた時
気をつけたいのは
『じゃ私自身はどうしたい?』
と、問い直す事。
その場を繕うだけの優しさで
私は満足するの?
私はそのおばぁちゃまに
最期まで、自分の選択をしてほしいと
思ってる。
だから、
私は内側のニーズは汲み取りません。
私が空気読まない事で
おばぁちゃんの怒りが出てきても
自分の言葉で
外側に出せるまで
私はおばぁちゃんの内側を読まない。
私は
おばぁちゃんにどうなって欲しいかを
きちんと伝えて
対話をする。
どうなりたいのか
どうしたいのか
自分の言葉で話し
相手の言葉で
聞きたい。
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「私がこう思ってることくらい、
なんでわかんないのよ!!
普通わかるでしょ?
なんて無神経で冷たいんでしょう」
と、
わたしが
思ってたんだね。
誰かに対して。
それっぽい素振りみせて
こちらの希望を汲んでもらおうと
してた。
汲んでくれなきゃ
不貞腐れて。
私は
わたしのやりたいこと
して欲しいことを
自分の言葉で
外側に出す!
相手にちゃんと
自分のニーズを
伝える!
自分の言葉で!
空気を周りに読ませない。
内側と外側を一致させよう。
そのために
私は内側をどんどん出していくぞ😁